白山白川郷ホワイトロード岐阜県 蓮如茶屋&白川郷展望台の紹介♪

こんにちは。
令和4年10月7日に完成式典を催行した
白山白川郷ホワイトロード
岐阜県側にある「白川郷展望台」(標高1,230m)について紹介します。

ここにはもともと、「白川郷展望台」として休憩舎や案内図板が設置してありました。
しかし、長年冬季による深い積雪や風雨などで損傷も大きくなり数年前には休憩舎の屋根が
崩壊し使用ができなくなりました。そこで展望の良いこの地を令和2年より3ヶ年をかけて
「誰もがみんな自然を感じてもらう」ことをもっとうに工事を施工し完成いたしました。

それでは、「白川郷展望台」の特徴と施設の内容については次のとおりです。

◆展望台からの眺め

季節ごとに白川郷全体の山並みや合掌集落、また晴れた日には立山連峰も望むことができます。
特に秋には白川郷全体を包み込む雲海も出現し、9月下旬から10月下旬までの雲海が出やすい時期は、
ゲート開門時間を一時間早める「秋のモーニングタイム」を実施しています。

この辺りの紅葉は10月中旬頃が見頃ですが、11月上旬は白川郷の里の紅葉が始まり
展望台から見下ろせば「もみじの絨毯」を見ることができ、その光景は感動を与えます。

◆白川郷展望台デッキ

このデッキは、全て飛騨地方で集めた木材で設置してあります。デッキにはスギの芯材と台座はクリの木材をしています。
延長は平均27m、幅9mで約242㎡あります。
白川郷全体を一望できるようデッキは左右を曲げています。
デッキは3段式の観覧席があり70名がゆったりと間隔を開けて座れ、最下段は広々としたステージとなっています。
視界に違和感を持たせないように安全柵は網ロープを平面に施工して転落の危険防止をしています。

◆案内写画版(シャカクバン)

展望台デッキの中央には全国で初めての写画版(600×600-10枚)を採用しました。
写画版は中央6枚に夏の白川郷の写真を、左2枚に紅葉、右2枚に雲海の写真が特殊なコンクリートに焼き付けてあります。
いづれの写真もこのデッキからの撮影で、デッキのステージ面に設置してあり車イスからでも見やすくしています。

◆石材モニュメント

白川郷の原石6個(80~100cm/1個)に「白川郷展望台」と一文字づつ彫り込んで記念撮影の場所として設置してあります。
この石は、かつて白山スーパー林道時代に記念碑の土台石として使われており、今回は再利用をしました。6個の石を石板で結び腰掛としても利用できます。
石材の両端には白川郷の「結」の心を表現するためホワイトロードのキャラクター「ホワイトくん・ロードちゃん」を着座させ皆様をお迎えしています。

◆天空ブランコ

このブランコは、SNSでの「映え」を考慮しました。4本の支柱は白川郷の雪で根元が曲がっているスギ材を使用してあります。
ブランコの高さは7mで大変高く、安全を考慮し個々の方の体型にフィットしやすいラバーの着座席で
お尻を包みますが、付属の安全ベルトを着用して使用してください。

使用前に「使用注意事項」をお読みください。
最大利用重量は100kgです。
また、四角錐の頂きは避雷針が設置してあります。

◆木製階段

旧「白川郷展望台」には擬木丸太を使用した階段が設置してありましたが、高齢者の方から「上がりづらい」との苦情がありました。
そこで、登山道を歩く高齢者の歩幅と持ち上げる足の高さを調査し、かつ着地の足底の安定感を保つために材質の硬いクリ材を用いて
幅 2mで設計しました。中心には安全のため手摺りも設置してあります。

◆ライブカメラの設置

「白山白川郷ホワイトロード」のホームページより、2画面の静止画像を見ることができます。

天気や新緑、紅葉、雲海等、「白川郷展望台」からの眺望をカメラ映像で確認することができます。

「白山白川郷ホワイトロード」の新しい観光スポット「白川郷展望台」に是非お立ち寄りくださいませ。


白山白川郷ホワイトロード岐阜県 蓮如茶屋&白川郷展望台の紹介♪

白山白川郷ホワイトロード 岐阜県 蓮如茶屋&白川郷展望台駐車場

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